こんにちは!ひさこです。
最近CMでも見かける通信教育のZ会。
その実力は数十年前から知っていました。
学年上位の同級生達はZ会のみで大学受験を突破しましたからね。
いつか子供に試してみたいなと。
そこで今回、小学生の息子が初めてZ会タブレットを体験した感想をレポートします。
紙より使いやすい?
鉛筆みたいに書ける?
中学、高校、大学受験に対応してる?
などなど、タブレット学習に関するあらゆる疑問に迫ります。
小6男子の意見をありのままにお伝えすることをご了承ください。
Z会タブレットに興味のある方の参考になれば嬉しいです。
※Z会の資料請求HP
紙からタブレットに変更した理由
ぶっちゃけイロイロありました(汗)
- もうすぐ中学生になる(自立)
- 部活や習い事と両立したい
- 自宅学習の環境を整えたい
- スケジュールを自分で作成したい
- 効率的な学習がしたい(忙しい)
- 質の高い学習がしたい(高校、大学受験)
- 反抗期が始まった
中学生ともなれば、部活や習い事との両立が厳しくなってきますからね。自分でスケジュールして、効率的にやらないとそのうち行き詰るだろうと感じたのがきっかけでした。
これまでに学習習慣は少しずつですが身に付いていました。ところが、毎日何を学習すべきか?何を優先させるべきか?やっていない単元はないか?正直、スケジュール力や学習の質はなかなか身に付かないなって。
そりゃそうです。小学生が一人で学習の質を上げるなんて無茶ぶりですから。
とくに我が家は転勤族なので、塾だけに頼らず自宅で自分で学習できる環境を作りたかったんです。できれば、高校、大学受験もZ会で賄えたらなと。
そのうえ反抗期に突入^^親の言うことなんて聞かない聞かない!だったらプロの言うことは聞くんじゃないか?と思いZ会に頼ることになったわけです。
今のところあれだけ反抗しまくっていた息子が、まるでYouTubeを見るようにタブレット学習にはまりそうな予感がしています。( ̄▽ ̄)
では、具体的にどうなのか?リアルタイムでお届けします!
Z会タブレットとは?
その名の通り、Z会のカリキュラムをタブレットで学習すること。そのためには、専用のタブレットと周辺機器が必要です。
学年に関係なく必要な環境は以下の通り↓↓
必要なもの
- タブレット(2万~10万)
- スタイラスペン(タッチペン)(1000円~1万)
- Wi-Fi環境(月5000円前後)
- タブレット保護フィルム(約1000円)任意
- タブレットケース(約1500円)任意
初期費用:2万~10万(タブレット、タッチペン等)
月費用:約7千円~9千円(小学生)※Wi-Fiは別料金
タブレットは1~3年生or4~6年生と条件が異なるため要注意!
次で詳しくお話しします。
小学校1、2、3年生タブレット
1~3年生はZ会の専用アプリではなく、ブラウザを利用して学習します。
- ipad以外も使用可能。
- タブレットに合ったタッチペン
- OS ipad13以上/android 8.0以上
- 液晶画面9~10インチ台推奨
- ただし、スマホはNGです。
参考HP:Z会小学1~3年生タブレットページ
小学校4、5、6年生タブレット
4年生からはZ会専用アプリを利用して学習します。
そのためには、下記の条件を満たすipad+タッチペンが必要。
対応ipadは以下の通り↓↓(iOS13以上に対応)
Z会対応機種(2022年8月時点)
■iPad mini シリーズ
第5世代(2019年)、第6世代(2021年)
■iPad Air シリーズ
iPad Air第3世代(2019年)、iPad Air第4世代(2020年)、iPad Air第5世代(2022年)
■iPad
iPad第6世代(2018年)、第7世代(2019年)、第8世代(2020年)、第9世代(2021年)、iPad第10世代(2022年)
■iPad Pro 12.9インチ
iPad Pro12.9インチ(発売年2015年)、第2世代(2017年)、第3世代(2018年)、第4世代(2020年)第5世代(2021年)
■iPad Pro 9.7インチ(発売年2016年)
■iPad Pro 10.5インチ(発売年2017年)
■iPad Pro 11インチ(発売年2018年)、インチ第2世代(2020年)、第3世代(2021年)
※アンドロイド端末には未対応
ちなみにZ会経由でAppleストアで購入すると割引がある↓↓
タブレットコースを利用するためにはiPadは必須。よってZ会員特別価格(割引価格)でiPadを購入できるキャンペーンをやっている。メーカー価格より割引があるのでお得です。Z会の会員専用ページ(MyPage)からApple社サイトに入って購入するしくみ。
Z会推奨→Apple iPad(2021年発売第9世代Wi-Fiモデル)49,800円~
ひさこはiPadを最安値で買いたいケチケチ主婦なので、イロイロ調べた結果、Amazonの品揃えと価格がベストでした。
◆気になる方は資料請求もできます◆
Z会の通信教育 資料請求
料金は?
4年生まで英語が不要ならテキストコースの方がお得ですが、英語も学ぶならタブレットコースの方がお得感があります。
というのも、タブレットコースは3年生からすでに6教科セットでの料金になるからです。
Z会タブレットコースの料金は以下の通り↓↓
Z会テキストコースの料金は4年生まで安い。↓↓
英語は3年生から本格的に始まるので英語を学ぶなら5教科セット(7150円)を選ぶことも可能です。
できるだけ多くの科目をセットで学ぶならタブレットの方がお得ですね^^
更に6ヶ月一括払い、12カ月一括払いにすると割引があります。
教科やレベルは?
小学校1~2年生は国語、算数、みらい探検学習(社会や理科の前段階のもの)の3教科+年数回の英語、プログラミングが加わります。
3~6年生は国語、算数、理科、社会、英語、総合学習(3年生は未来探求学習)の6教科に年数回のプログラミングを受講します。
また、テキスト学習は「スタンダード」と「ハイレベル」とレベルを選べますが、タブレットコースは1種類のみです。
その代わり、理解度に応じてレベルを調整するしくみがあります。決められた時間内に全問正解すると初めて「スペシャル問題」(ハイレベル相当)が出現します。それまでは時間内に全問正解できるように復習しなければなりません。息子は「ボスを倒したら出てくるボーナスステージみたい」と言いながらやってます。自動で問題が変わるところがデジタルならではのメリットですね。
その他、テキスト学習は小3から英語含めた5教科が7,150円に対し、タブレットは3年生から英語がセット料金に含まれ5,060円とリーゾナブル。
Z会はタブレット推しっぽいですね。コロナ禍でICT教育が進んだからね。
1日の学習時間は?
小学校1,2年生 1日15分
小学校3、4年生 1日30分
小学校5、6年生 1日40分
1週間のスケジュールをタブレットで予め設定できます。曜日ごとに学習時間の設定ができるので、習い事や部活、遊びなどで学習時間が前後しても大丈夫です。時間○分前になったらお知らせするしくみもあるので、親が「勉強しなさい!」と言わなくてもタブレットが言ってくれます^^
1カ月の流れは?
■前月15日ごろ
→曜日ごとの学習時間を設定する。
■前月23日ごろ
→教材配信される。学習カレンダーも届く。自動でスケジュールされる。どんどん先に進めてもOK!
■前月25日ごろ
→定期面談。学習のアドバイスが届く。返事を5日頃までに書くと返答がもらえる。
■今月1日から
→学習開始
1日の流れ
- 授業(要点、確認問題)
- 間違えた箇所を正解するまで解き直し
- まとめの練習問題
■月末ごろ
→提出問題に取り組む。提出すると3日で返却。
■月1の学習イベント(参加自由)
→全国のZ会員が参加するドリルの早解きコンテスト開催。ランキングも発表されるのでライバルたちと戦う楽しさを味わえる。
■しつもん(随時)
→わからないことがあったらタブレットから質問できる。4日以内に返答をもらえる。
このように、Z会タブレット学習では、1日の学習パターンと、1カ月のパターンをお子さんが最初に決めるので、そのパターン通りにやれば、自然と1カ月で終わるしくみになっています。
まさに、自立学習の手助けをしてくれる存在=Z会タブレットです^^
タッチペンは?
最初はかなり手こずりました。すべてタッチペンで文字を入力するのだと勘違いしてましたからね。
数字をタッチペンで書こうとしてNG↑↑
本当は選択肢をドラッグするだけでOKだった↑↑
ほとんどが補助キーボードで数字や記号を選んだり、該当番号をタッチするだけで簡単に解答できるようになっています。
とはいえ、相変わらず苦戦していました。とくに英語や国語は全然慣れません。文字認識機能を使ったアルファベットや漢字の書き取り問題が出てきますからね。
例えば、「つ」を書くと「フ」や「つ」「っ」と候補が上がるため選択して確定するしくみ。
文字がきちんと認識されずに「もうっ!」とイラつき始める息子。
というのも、タッチペンの性能にかなり左右されるからです。我が家はやっすいタッチペンを買ったので、筆圧を一定に加えないと文字がかすれたり、関係ない箇所に線が入ったり散々でした。
書いてる息子にしても見ている親にとっても、かなりのストレスになるだろうと簡単に想像できました。
タブレットはタッチペン次第でストレスになるかも?!
- ipadの世代によっては手を画面に置いて書けない。常に浮かした状態でタッチしなければいけない(慣れたらOK)
- iPad第5世代(2017年発売)まではApplePencil未対応なので市販のタッチペンを探さなければならない(第6世代2018年発売から対応)
- Z会に問い合わせたがとくに推奨するタッチペンはない。お子さんに合うものを使ってくださいとのこと(対応は丁寧でした^^)
- 欄外に計算式や確かめ算、ひっ算を書くスペースがほとんどない。答えしか記入できないし、欄外の式が残らない。つまり途中の過程がわからないため我が家はノート(計算式用)と併用してタブレット学習する予定。
このままじゃヤバイ!と思い、色んなタッチペンを試すことに。
ApplePencil以外で一番書きやすいタッチペンを検証!
色々試した結果、それほど高くなく、画面に手を置いて、繊細に書けるペンを発見!
ペン先はこんな感じ↓↓
TypeC充電可能。ペン先が細く繊細なタッチも実現可能
◆Amazonや楽天でも購入できます◆
※以下のタブレットはApplePencil第1、第2、Crayon(ロジクール製)に対応!
Z会アプリは?
Z会タブレットコースの小学生4年生から、子ども用の「Z会小学生学習アプリ」と、保護者用の「Z会保護者アプリ」の2種類のアプリを完備。
(※1~3年生はブラウザからZ会会員サイトにアクセスして学習します。)
↓Z会アプリをタブレットにインストールして学習。
保護者用はスマホにインストールして学習を見守る役割を担っています。
わたしが一番使っているのは、子どもの学習記録チェック機能。
息子がZ会に取り組み始めると「お知らせ」が届きます^^
で、「どれぐらい進んでるのかな?」なんてチェックも。
例)「Z会保護者アプリ」の画面
学習の記録
小6
8月「学習の記録を見る」ボタン
7月「学習の記録を見る」ボタン
6月「学習の記録を見る」ボタン
5月「学習の記録を見る」ボタン
4月「学習の記録を見る」ボタン
8月の「学習の記録を見る」をタップ↓↓
国語「夏休み特別学習」9/10←進捗状況
算数「夏休み特別学習」11/13
理科「夏休み特別学習」7/8
社会「夏休み特別学習」7/8
英語「天気や最近いた場所について話そう」0/5
総合「企画書を作ろう」0/2
上記のように科目ごとに進捗を確認できるので、英語と総合がまだだなといった感じでこっそり把握できます^^
保護者と小学生の口コミ評判は?
Z会タブレット学習を初めて経験した子どもからの評判です。子ども視点の評価、保護者から見た評価に分けています。個人的な感想も含まれているとは思いますが、参考までに良かったらご覧ください^^
スケジュール管理
一カ月単位で自分でスケジュールを組めるため、優先順位や、全体のバランスなどを考える練習になっています。
途中でスケジュール通りにいかなくなったら、組み直しも可能。で更に、残っている課題の量が一目でわかるので「あ、やらなきゃ!」と程よいプレッシャーにもなっています^^
紙テキストだと、私がチェックして「ここできてないよ!」と指摘しないと子どもは気づかなかったけど、タブレットに変えてからは未完了がなくなった。むしろ過去の月の単元をもう1度やったりもしているのでちょっと感動(母)
1週間の勉強時間の設定がタブレットでできる。スケジューリングする力がつきそう。パット見てわかるので調整も簡単にできる。(母)
タブレットを開けばその日やることが決まっているので楽(息子)
各科目
国語
ひらがなや漢字の認識に最初は戸惑います。でも、ELECOMのタッチペンにしてからはスイスイと入力。さすがタブレット世代だなと感心します^^
算数
答えを補助キーボードから選んで確定させるしくみ。
先ほども言いましたが、途中の式や単位を記述しない点が不安材料です。やはりノートと併用すべきかな?と思います。
文字を書かなくていいので楽。正解がその場でわかるのでゲーム感覚で進められる。(息子)
理科、社会
新しい単元の授業では「なぜこうなるの?」と考えさせる”きっかけ”があります。実際、息子も考え始めていました。しばらく考えた結果「なぜ?」の答えを確かめる実験動画もあるので、目で見て音で聞きながら五感を使って理解できるしくみがスゴイです!
面白い。普通に動画として見られるので楽しい。(息子)
映像学習がとてもGood!文字や写真を読むだけでなく、声や音、動画で学べるので理解度、定着度に断然有利だと感じます。(母)
英語
発音の仕方、リスニング、文法が同時に学べる点がGood!新しい単語が出ても発音を音で確認しながら学べます(母)
英会話教室と似ている。会話だけでなく、文法も説明してくれるのでわかりやすい(息子)
丸つけ・添削
気分の進まない丸つけもタブレットなら自動で採点してくれます。
問題は解いたけど、丸つけが苦手、間違ってるのに丸にしたくなる、そもそも×をつけたくない。
そんな問題を解決してくれるのもタブレット学習の魅力です。
解答・解説
「答え合わせ」が終わると「答えと考え方」ボタンを押す↓↓
解説が現れる↓↓
1問ごとに「ボタン」1つで解説してくれるので、その場で理解できる。(息子)
紙だといちいち手引きを広げて見ないといけないし、次の問題の答えも見えてしまったりするけど、タブレットなら1問ずつ解説が読めるのでわからないまま次に行くことがない。しかも、解説内容が丁寧でわかりやすい。(母)
イベント
月1回、全国のZ会仲間と競い合うコンテストが開催。
算数の応用問題が10問出題されるため、できるだけ早く全問正解した者勝ち!
いつもは一人でやってるタブレット学習ですが、この時ばかりは全国にいるライバルや仲間の存在を感じる瞬間ですね。
保護者目線で出題内容を見ると、どれも応用レベルの問題ばかり。
公倍数のしくみや、円周率の決まり、公式、多角形の内角の和や、二等辺三角形の定義などなど。基礎知識を土台にした複雑な文章問題が多い印象です^^
初めてだったからか緊張してアタフタした。間違ったら間違った問題をやり直すしくみだったのでその分タイムロスがあった。次回はもっとスムーズにやりたい(息子)
同じ問題を何度もやり直しできるけど、最初に解いた成績が提出されるしくみ。結果が数日で出るのでちょっとだけ楽しみ^^(息子)
自分より速く解ける人がどれぐらいいるのか知りたい。自分がどれぐらいのレベルなのかも知りたい。(息子)
質問機能
塾だとわからないことがあったときに先生の空いてる時間に聞かないといけない。けど、タブレットならいつでも気軽に質問できるから気持ちが楽(息子)
テキストだと受け身になりがちだけど、タブレットは双方向のやり取りがあるので子供のやる気につながる(母)
紙の学習と比較
1問1問解説があるためその場で理解できる(息子)
一人で取り組むと飽きたり孤独になりがちだけど、映像や解説が流れると先生に教えてもらっている感覚が味わえて楽しい。(息子)
その日の学習が終わると印が入るので達成感がある。まるでゲームをクリアしたみたいで楽しい。(息子)
※Z会の紙教材が気になる方は以下の記事をご覧ください。
気になるデメリットは?
Z会タブレットに初めて触れた今、3つ不安な点がありました。
- タッチペンとの相性の問題がある
- 算数は式を書かずに答えしか書けない
- 算数の単位が予め解答欄に書かれている
とくに2番は気になっています。
逆に、タブレットだからこそ、過去の教材を繰り返し簡単に復習できたり、間違えたらボタン一つで消せたり、自動で採点してもらえたりメリットがあるのも事実です。
追記:タブレット学習を始めて半年経過。
Z会の問題はよく考えて作られていると改めて実感。1問にいろんな知識や要素を盛り込んでいるので、それぞれ理解しているからこそ、答えを出せるしくみになっています。
とはいえ、当初から気になっていた「計算式を書かない」「書くスペースが足りない」「書いても消えてしまう」この辺りの対策として、現在はタブレットとノートを併用して取り組んでいます。
タブレット教材の視覚や聴覚で学べる魅力と、問題を解くプロセスを残す紙のメリット。
タブレット×紙の合わせ技が最強!
これがZ会タブレットを試してわかった結論です。
追記:オンライン学習をするついでに自宅のネット回線も見直しました。↓↓
Z会小学生タブレット学習まとめ
小学校高学年から中学生にかけて、自宅学習に格差が生じる時期になります。
とくに男の子は反抗期も始まるため「勉強やりなさい!」が通用しなくなってしまいます。
今回Z会タブレットを試すことで手ごたえを感られたので正直ホッとしています。子供が自分でスケジュールして、自分で学習できれば、部活との両立、定期テスト対策や、反抗期の親子問題などなど丸ごと解決できますからね。
もしタブレット学習に興味のある方は、質の高い問題が揃ったZ会をおすすめします。
Z会の資料請求/入会ページ
Z会の通信教育 資料請求
■その他の通信教材と比較すると良さがわかります。
実際、先輩ママたちも、色んな教材を比較して子どもに合ったものを選んでいます。
資料請求ページ:◆スマイルゼミ◆
資料請求/入会ページ:家庭学習教材【月刊ポピー】→今なら無料見本プレゼント!
4.勉強が好きじゃない、苦手な教科をカバーするなら「すらら」
取りかかりやすい教材が人気。
■追記■
現在小学6年生で、Z会を試しにやってみたい方は、11月~2月までの短期講座をおすすめします。
詳しい内容はZ会中学準備コースで復習と先取り学習!料金、教材、評判まとめを合わせてご覧ください^^
Z会への資料請求/入会ページ
Z会 小学生向け講座
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