高崎山自然動物園は野生猿王国!餌やり時間、料金、BC群まとめ

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こんにちは!

アラフォー主婦ひさこです。

今回は大分県別府市「高崎山自然動物園」についてお話しします。

実はこのGWに九州へ旅行に行ってまいりました。

道中立ち寄った高崎山が思いのほかすごかったので。

これは誰かに話したい!と思った次第です^^

大分に行く予定のある方の参考になれば!

 

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高崎山とは

ズバリ!野生猿の住処です^^

国立公園高崎山自然動物園と名はついているものの、整備されているのは餌やりができる一部のエリアみ。

その他は人間の手を加えていない山に野生の猿が住んでいます。

そのため、動物園のようにオリや仕切りはありません。山に踏み込むとそこら中に猿がいます。

「猿の住処に人間がおじゃまする。」と言うのがしっくりくる場所ですね。

 

アクセス

大分と別府をつなぐ「別大国道」の中間地点にあるため、アクセスは便利です。

住所:大分県大分市神崎3098-1

TEL:097-532-5010

福岡方面:別府インターから25分

宮崎方面:大分インターから25分

駐車場は道路の向かいにある「水族館うみたまご」と同じ。

駐車料金は普通自動車420円となっています。

バス

JR大分駅から25分

大分交通「大分駅前」→「高崎山自然動物園前」

 

JR別府駅から15分

大分交通「別府駅前」→「高崎山自然動物園前」

 

大分空港から50分

大分交通「大分空港」→「高崎山自然動物戦前」

 

営業時間

8時30分~17時(最終入園16時30分)

年中無休です^^

 

料金

  • 大人520円
  • 高校生520円
  • 小中学生260円
  • 幼稚園児以下無料

※大分市内の小中学生は無料。名札or生徒手帳を提示

 

有名な猿たち

高崎山にはTVで取材されるほど有名な猿たちがいます。特に有名な「ベンツ」と「シャーロット」を紹介しますね^^

伝説のボス「ベンツ」

かつて「高崎山」と言えば「ベンツ」が有名でした。

テレビで何度も特集を組まれていましたからね。

最年少9歳でB群のボスとなり、その後群れを離れてC群のボスにもなった猿。2つの群でボスとなったのは高崎山発、しかもボス就任時100歳だったとか。(すごいね!ベンツ)

その後行方不明になったけど再びボスに返り咲くほどの人望?猿望があったベンツ。

園に入るとすぐのところにベンツの像が^^

健康や長寿、昇進や出世、合格祈願のご利益があるとか!?

ちなみに初代ボス猿の名はジュピター!ジュピター像はサル寄せ場手前にありました。

赤ちゃん猿シャーロット

有名になったのが「シャーロット」

王女と同じ名前と言う理由で一時期マスコミに騒がれましたね^^

訪れたときは見ることができませんでしたが、もう3歳になったとのこと。

高崎山の恒例イベント「人気サル(メス)、イケメン(オス)選抜総選挙」で2連覇したものの、3連覇を逃しました。代わりに昨年生まれた「ピコ」が優勝!それでもシャーロットは依然として人気の高いサルです。

赤ちゃんと言えば、2018年第1号赤ちゃんは応募の結果「ソダネ」ちゃんに決まったみたいですね。カーリング娘の影響ってすごいね。

 

B群とC群

2018年5月時点で、計1230頭の猿がいました。

高崎山向かって左がB群、右がC群の住処とされており、B群が642頭、C群が588頭います。

B群はメスと子供が多いためどちらかと言えば穏やかな軍団なのに対して、C群はオスが多いため活発な軍団みたいですね。

以前はA群もあったけど、C群との闘争に敗れ2002年頃から姿を見せなくなりました。

最近、新たな群れを確認したとか、しないとか、もしかしたら近々D群ができるかも!

 

園内ルート

ルートは3つ!

  1. モノレール(さるっこレールに乗って上がるルート)
  2. うさぎさんコース(きつめの坂を登る最短ルート)
  3. かめさんコース(ゆるやかな坂道を上る最長ルート)

モノレールは入口右側に乗り場があります↓↓

往復110円、幼稚園児以下は無料で乗れます。

 

別府湾を眺めながらメインのサル寄せ場まで行けます↓↓

 

一方、メインのサル寄せ場まで歩くとこんな感じ↓↓

 

中に入るとすがすがしい林道が続きます↓↓

周りを見ると猿の親子がチラホラ^^

思わず止まって眺めてしまいます。

 

途中で2手にコースが分かれます↓↓

ここでスピードコースのうさぎさんか、ゆっくりコースのかめさんか選びます^^

 

餌やり時間

7~8分歩くとメイン広場に到着!

サル寄せ場では30分に1度餌やりタイムがあります。

園中央のサル寄せ場でガイドのお兄さんorお姉さんがアルミのバケツを持てば餌やりの時間の合図!

今まで姿を見せなかった猿たちがどこからともなく現れる光景が^^

その他、ガイドさんが猿同志の関係や出来事、習慣や生態について面白おかしく話してくれます^^

 

猿の序列

猿の世界には厳格な序列があるとのこと。

現在B群のNO1がナンチュウ、NO2がマクレーン。

C群のNO1がブラック、NO2がマルオ。

その他にもNO3~NO8ぐらいまで序列が決まっていました。

ガイドさんは瞬時に判別して猿同志の関係性を説明してくれます。どっちが上か下かといった序列の話や、恋愛話まで!面白いのでついつい立ち止まって見てしまいました。

 

序列の見極め方

序列が上の猿は尻尾をピンと立てているのが合図。

尻尾をピンと立てて「俺が一番だぜ!」オーラを出しながらさっそうと歩いている姿が印象的。

逆に序列の下の猿は上の猿が来ると尻尾を下ろしてジッとしています^^;

なのでガイドさんが大好物のピーナッツを投げても、他の猿は一切手を出しません。

それぐらい序列は絶対的なんですね。

 

ただし序列は変わることもあるため、ガイドさんはピーナッツを投げてどの猿が取るか?”ピーナッツテスト”で関係性を把握していました。

 

オス猿の傍には必ずメス猿がつくためNO1のオスについたメス猿はメスのNO1となるしくみ。ちなみにガイドさんはNO1のメスのことを「婦人会長さん」と呼んでました^^

子ザルにも序列

オス猿とメス猿の間に生まれた子ザルにも序列は影響します。

ガイドのお姉さんによると、餌やり場にいる子ザルは「いいとこの子」らしいです^^お父さんやお母さんが役員クラスの立場にいるため餌に近い場所にいても攻撃されないしくみ。

逆に、餌やり場から遠い林道や山際にいる猿は身分が低い猿たちみたいですね。必然的に餌量が少なくなるため1年で通常2~3回出産するのに対して1回しかしないとのこと。

猿の世界は人間よりも厳しいね^^;

 

オスは自分の子がわからない

オス猿は自分の子が誰かわからなくなるらしいです^^;というのも、オスは成長すると群れから出て行かなければなりませんから。いつまでも居座っているといじめられることもあるみたい。だから群れを離れないのはメスと子供だけなんです。なんだか、切ないな~なんて思っちゃいました。

入れ替わりが激しい世界なので自分の子がわからなくなっちゃうんですよね。群れの中にはいるはずだけど、実際どの子か特定まではちょっと・・・・。これがオス猿の心境です。

でも、母親は違います。自分が生んだ子ですから。

だから母親が子ザルを守ります(うるっときました)

 

高崎山の注意点

いくつか注意点がありました↓↓

  • 目を合わさない
  • 触らない
  • 食べ物を持ち込まない
  • 騒がない
  • 持って帰らない

とくに子ザルに触らないこと。

子ザルが鳴くと群全体が攻撃してくるからです^^;

オスは自分の子がわからない代わりに群全体を守ろうとします。当然母猿も子ザルを守るために攻撃してきます。

なので、小さなお子さんが子ザルを触って「キキー!」と鳴かさないようにお父さんお母さんは特に気を付けてください!!

 

猿の股くぐり

みんな足を開いて立っています↓↓

ゲン担ぎ的な儀式です^^

猿が股の間をくぐると良いことがあるらしい^^

しかも回数が多ければ多いほど良いらしい。

宝くじ当たったとか。

ロトシックス当選したとか。

金運がUPするとのこと。

息子もわたしも股が痛くなるぐらい最大限開いたまま1時間立ちつくしていました^^;

とくに餌やり時間は猿が集まってくるからチャンス。

息子は11回、ひさこは8回、まずまずです。

最後は歩いてくる猿の前に立ちはだかってましたからね^^;

これで宝くじあたるよね!きっと。

 

チャレンジタイム

餌やりが終わると隣の広場でちょっとしたチャレンジタイムが開催されます。

餌を高い位置に置いてジャンプして取ったり、箱の中の餌をどのようにして取り出すか試してみたり。

傍にいる猿が自然に行う姿を間近で見られます^^

今回はイケメン猿の「むさし」がさっそうと登って餌をゲットする姿が見えました!

やっぱイケメンは何やっても様になるね^^なぜかツヤッツヤ!

 

水族館うみたまご

高崎山を後にしました。

行きに通った歩道橋を渡るとうみたまごに戻ってきます。

今回は高崎山で長時間滞在したため時間切れ^^;

うみたまごの横にある駐車場へと戻りました。

 

高崎山まとめ

高崎山は猿の世界そのものです。

行けば猿の人間関係、序列、オスとメスの違い、子育ての様子などなど。

さまざまな実態を猿を見ながら現場の方がお話ししてくれます。

ここだけしか聞けない、見れない、わからないことばかりなので、是非大分に行く機会があれば訪れて欲しい場所です。

今回たまたま訪れた場所だったけど、思わず長居してしまいました^^そんな魅力的な住処です!

 

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