英検S-CBT解説!申し込み日程時間、受験票、従来型違い

※この記事には一部プロモーションが含まれます

英検S-CBTの実態検定料、受験票、申込方法から日程、従来型との違い

こんにちは!

現役高校生のレンです。

今回は、英検S-CBTの話。

申込み方法は?

スピーキングってどうするの?

従来型の英検とどっちがいい?

僕自身、現在英検2級を目指して奮闘中。従来型とS-CBTどちらも経験済みです。

なので、最新の英検事情を実体験をもとにありのままに語ります。

※英検二次対策、スピーキング対策におすすめ!英検二次対策コース完備で人気です。

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英検S-CBTとは?

英検S-CBTとはなに?

英検のPC(コンピューター)版。PCに表示される問題を見て、キーボードやマウス、ヘッドセットやマイクを使って解答します。(ライティングは手書き/タイピング選べます)

従来型の用紙に解答とは違う。

また、英語4技能の「スピーキング」「リスニング」「リーデング」「ライティング」を1日で受験します。

従来型は1次(リーディング、ライティング、リスニング)と2次(スピーキング)と実施日が違う。

対象級は3級~準1級まで。

従来型は全ての級に対応。

S-CBTは公益財団法人「日本英語検定協会」が提供する資格。従来型の英検と同じ母体が運営しており、従来型もS-CBTも同様の価値の資格と見なされています。

※入試や就職では学校や企業によっては従来型/S-CBTを区別して基準を設けている場合もあるので詳細は各学校、会社の情報をご確認ください。

スピーキング受験方法

S-CBTヘッドセットとマイク

簡単なヘッドセットとマイクテストをして実施。ヘッドセットで聞いてマイクで解答。「もう1度聞いてやり直す」ボタンが表示されている場合は+2回までOK。

リスニング受験方法

S-CBTヘッドセットとマイク

簡単なヘッドセットの確認実施。ヘッドセットからの音声を聞いてマウスで解答。

リーディング受験方法

S-CBTマウスとキーボード

PC画面を見ながら1問1問マウスで解答。

ライティング受験方法

ライティングはタイピングか筆記型で解答

タイピング(PCで解答)の場合は、画面の枠内にキーボードで打ち込んで解答。筆記型(紙に解答)の場合は、別紙に解答を記入する。

僕はPCのタイピングに自信がないので、従来型と同じように紙に解答しました。

 

S-CBTのメリット特徴

S-CBTのメリット特徴

以下のような特徴があります。

  • 原則毎週土&日曜日開催(従来型は試験日が決まっている)
  • 会場、時間帯を自分で選べる(従来型は試験会場を指定される)
  • 1日で4技能受験可能(従来型は1次と2次が別日、1次に合格したら2次受験出来る))
  • 同一検定期間内に同じ級を2回受験OK(従来型は同一検定期間内に1回のみ)
  • 申込時スマホで撮影した写真をアップロードでOK(従来型は写真をプリントして貼る)
  • 受験票を自分でダウンロードする(従来型は郵送で送られてくる)
  • スピーキングはPC相手(従来型は対人相手)
  • スピーキングからスタート!(従来型はスピーキングだけ別日)
  • ライティングは筆記(紙)orタイピング(PC)を申込時に選択可能(従来型は紙に筆記のみ)
  • リスニングとスピーキングはヘッドセット+マイク着用で受験(従来型はスピーカー音声を聞く)
  • スピーキングのスコアも含めた結果が出る(大学受験などでCSEスコアを基準にしている場合基準点を超えれば利用できることがある)

上記は、従来型の英検と大きく違う点でもあります。

2級や準1級になると2~3時間ぶっ通しで試験を受けるので、体力も必要になります。

 

英検S-CBT検定料金

2024年4月までの料金↓

試験名会場準1級料金2級料金準2級料金3級料金
英検S-CBTテストセンター9,900円9,000円8,500円7,200円

2024年5月~料金※料金改定します。

試験名会場準1級料金2級料金準2級料金3級料金
英検S-CBTテストセンター10,600円9,700円9,100円7,800円

検定料が高いので、1回1回を大事にしたいです。

 

S-CBT受験時間

S-CBT所要時間集合から解散まで

各級ごとに所要時間は異なります。

集合時間~退室時間まですべて含めた目安です。カッコ内は実質の試験時間を記載しています。

3級2時間10分(90分)
準2級2時間35分(115分)
2級2時間45分(125分)
準1級2時間55分(135分)

※詳しくは公式ページをご確認ください。

S-CBT時間配分

受験級スピーキングリスニングリーディング&ライティング合計時間
3級15分25分50分90分
準2級15分25分70分115分
2級15分25分85分125分
準1級15分30分90分135分

拘束時間が長いので前日はしっかり休養と睡眠を、当日は食事をきちんとですね。

 

申し込み期間日程

従来型の英検は以下のスケジュールで年3回実施されます。

英検の開催日程スケジュール

※引用:英検公式サイト実施スケジュール

従来型英検の受験回数は1期=1回のみ。つまり年間3回しか受けられません。

 

英検受験回数は最大9回

ところが!

S-CBTの検定期間は以下のように分かれており、同一期間内に2回まで受験できます。

第1回4~7月
第2回8~11月
第3回12~3月

従来型とS-CBTを併用すると、以下のように1期MAX3回受けられ、年間MAX9回受験のチャンスが!(以下は例です。同一期間内であればS-CBTは自由に受けられます)

第1回4月S-CBT受験5~6月従来型受験7月S-CBT受験
第2回8月S-CBT受験9~10月従来型受験11月S-CBT受験
第3回12月S-CBT受験1~2月従来型受験3月S-CBT受験

年3回→9回も受けられるとちょっと気持ちが楽ですね。

 

申し込み注意点

従来型の合否発表日後にS-CBTの受験日を設定してS-CBT受験を申し込んでおくのが鉄則です。

従来型とS-CBT受験の併願は認められています。

S-CBTの申込みは受験日より1カ月半以上前に締め切るので、すぐに受験したくても早くて1カ月半後になってしまう。

例)従来型英検受験日(10/1)→3週間前後1次合否発表(10/22)→約2週間後2次試験受験(11/4)→約10日後(11/15)合格発表

上記の場合、S-CBTを11/16~30日に受けるように10月初旬に申し込んでおく。(11月中にS-CBTを受験すれば同一検定期間内に受験できるため)

実際は、従来型の英検と同じタイミングでS-CBTも放棄覚悟で申し込んでいるパターンが多いかな。※放棄とは申し込んだけど合格したから受けないという意味。

従来型受験日10月1日とすると二次試験結果がわかる日は11月15日前後になります。11月15日の時点で申し込めるS-CBTは早くても12月中旬~になるため期をまたぐことになり、期間内に3回受けることが出来なくなります。

おすすめの英検従来型+S-CBT受験日程

なるべく1期3回のチャンスを全て使いきりたい場合は以下の流れがスムーズ。※僕の個人的な意見です。

  1. 前期に来期のS-CBT申し込み※S-CBT合否結果は受験日から1カ月前後で判明。初回受験日は期の初日前後に設定→約1か月後に合否結果判明→従来型の英検を受験する流れ。(S-CBT受験日例:第1期=4月1日、第2期=8月1日、第3期=12月1日)
  2. S-CBT受験(英検受験1回目)
  3. S-CBT合否結果確認後(タイミングによっては合否確認前に申し込まないといけない場合もあります)従来型英検申込み+S-CBT申込み(S-CBT受験日を従来型の二次結果発表日後~に設定)
  4. 従来型受験(英検受験2回目)
  5. S-CBT受験(英検受験3回目)+次期第1回目のS-CBT申込み。

従来型の英検の前にS-CBTを受験し、その後従来型と同時に2回目のS-CBTを申込み、従来型受験→2回目S-CBT受験がスムーズかも。

従来型で不合格になったら間髪入れずS-CBTを受けたい!という場合は、従来型の受験結果を待たずにS-CBTの受験申込んでおく手もアリ。ただし、従来型英検が合格した場合、S-CBTの受験権利を放棄することになり、お金が…もったいない…ということもお忘れなく(汗)その逆もしかり。S-CBT受験が先で合格してしまい、申し込んでいた従来型の受験を辞退…ということも起こり得ます。

S-CBTの受験日、合否結果がわかるスケジュールは月によって若干変わるので、必ずしも上記のようにはなりません。なるべく合否結果を確認してからMAX3回受けたい場合は、綿密な計画が必要ですっ。

申し込んで欠席しても、受験回数1回にカウントされるので注意!

英検は回ごとに結果が決まるので1回でも合格をつかめばOK。その後S-CBT受けて不合格になっても合格→不合格に上書きされません。なので、合格してもより高いCSEスコアに挑戦するのもアリです。放棄はもったいないですからね。

 

従来型英検の一次、二次結果が出る日は「S-CBT」の申込サイトは混雑します。つまり、不合格だった方々が一斉にS-CBTチャレンジ受験の申込をするので受ける予定のある方は残席をチェックしておいた方がいい!

 

英検S-CBTの申し込み~受験当日流れ

申込みから受験日当日までざっくり説明します。

英検S-CBT申込み方法

  1. S-CBT申し込み受付サイトにアクセス
  2. 受験級選択
  3. 希望都道府県選択
  4. アカウント認証(生涯学習アカウントを作成)
  5. 必要事項記入
  6. 受験票用の写真アップロード(スマホで撮影OK)
  7. 支払方法選択(クレジットカード)

終了!

10分もあれば申込めます。時間帯も朝~夜から選べます。

一次試験免除申請

前回までに一次のみ合格している場合は、申し込み時(期間内であれば申し込み後でもOK)に「一次試験免除申請手続き」を行わなければなりません。

申し込みの際に「一次試験免除確認・申請(必須)」項目にチェックを入れ、申し込み完了画面に表示される「一次試験免除確認・申請」ボタンを押します。

次の画面で「一次試験に合格した試験名(S-SBTor従来型)」「一次試験合格年度・回次(1回/2回/3回)」「一次試験合格時個人番号」を入力して申請します。

一次試験免除申請をし忘れて申し込むと、申し込んだ試験を受験する際は、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングを全て受けなければならないのでご注意ください。

申し込み変更キャンセル

キャンセルはできません。

申込期間中のみ空きがあれば試験会場と日程の変更はできます。

ただし翌月以降の振り替えはNG。申込期間が重なっていれば過去月への振り替えはOK。

詳しくは英検公式ページをご確認ください。

受験票の印刷

受験日の10日ぐらい前に受験票が発行されるため「マイページ」から受験票を印刷します。

受験票は真っ白な紙に印刷(裏に文字など書いてあるとNG)、書き込みNG、白黒/カラー印刷どちらでもOK。

試験会場の確認

公共交通機関で行かなければならないため、電車やバスなどのルート、所要時間を確認しておきます。

当日持ち物

  • 受験票(印刷した紙)
  • 身分証明書(学生証、保険証、健康保険証、生徒手帳、免許証、パスポートなど)
  • 筆記用具(シャーペンorHB鉛筆、無地の消しゴム)

ウェアラブルディバイスや時計も原則不可です。持って行った場合、ロッカーに保管しておかなければなりません。

受験日当日流れ

  1. 受付時間までに到着。飲み物を飲んでおく。
  2. 受付時間になったら受付。受験票と身分証明書を提示。
  3. トイレを済ませておく。
  4. 筆記用具以外ロッカーに保管。
  5. 受験開始。
  6. 終了後メモや問題用紙を返却し退室。

会場の空調次第では寒かったり暑かったりするので、脱着しやすい服がおすすめです。

 

英検S-CBT体験談口コミ

僕が受けたテストセンターでの体験談をもとにお話しします。

  1. 集合時間前に会場外に到着。
  2. 受付開始時間に中に入る。
  3. スタッフの方と受験票と身分証明書を提示して本人確認を行う。
  4. ロッカーにシャーペン、消しゴム以外の荷物を入れる。
  5. 説明を受ける(スタッフの方の簡単な説明)
  6. ヘッドセット、マイクの音量調節(簡単な挨拶などで音声チェック)
  7. スピーキング開始(画面上に受験者の確認画面が表示。確認後試験開始。)
  8. リスニング開始(画面上に受験者の確認画面がある。確認後試験開始。)
  9. リーディング(そのままリーディングに入る。)
  10. ライティング(そのままライティングに入る。)
  11. メモと問題用紙を回収される。
  12. ロッカーの荷物を取って終了。

初めてのS-CBT受験だったのでヘッドセットやマイクがきちんと聞こえるか?不安だったけど、実際は問題なく始められました。

試験開始後、すぐにスピーキングが始まるので隣のブースで受験している人の存在が少しだけ気になりました。けど、ヘッドセットしてるので始まればほとんど気になりませんでした。

 

英検S-CBT結果いつ?

受験後約1カ月前後でわかります。郵送での合否結果よりも20日前後早くWebでわかるので、S-CBTの「受験者マイページ」から合否確認します。

 

一次試験免除ってなに?

スピーキング(二次試験)のみ不合格だった場合、申請すれば一次を受けずにスピーキングだけ受験することが可能な制度。

合否がわかった当日の17:00から受験者マイページで一次試験免除申請可能になる。翌年度の同一回まで何回も受験可能です。※詳細は公式ページでご確認を。

ただし、英検と同様に同一検定期間中に最大3回(従来型1回+S-CBT2回)まで。

だから、S-CBTはスピーキングから始まるんですね。二次のみの受験者はスピーキングが終わったら帰れますからね。

 

S-CBTと従来型どっちがいい?

S-CBTと従来型どっちがいい

僕はS-CBTをおすすめします。

理由は以下の通り↓

  • ヘッドセットをつけてのリスニングの方が聞き取りやすい。
  • 同様にスピーキングの音声も一律で聞き取りやすい。
  • 自分で時間帯や試験会場を選べる(午前が苦手なので午後に設定)
  • 対人よりも画面に向かって話す方が緊張しない。
  • パーティションで区切られてるので集中しやすい(会場によって異なります)
  • 1次と2次を同時に受けられるのでスピーキングのスコアもわかる。

ただし、デメリットとしては以下の通り↓

  • 最初にスピーキングがあるので、ちょっと戸惑う。
  • スピーキングで話すタイミング(録音ON/OFF)に戸惑う。
  • スピーキングのジェスチャーや表情がどこまで考慮されているかわからない。
  • スピーキングの所要時間の管理が難しい。遅くてもタイマーが自動で終わってしまう。
  • 会場によっては隣の人のスピーキングの声が聞こえる。
  • 3級~2級の場合、従来型より受験料が2000円~高い。
  • スピーキングがあるので2時間以上集中力を保てる体力が必要。
  • 4技能すべての対策をしておかないといけない。
  • 従来型を準会場で受ける場合は通っている学校や馴染みのある塾等で受けられる。

スピーキングだけ初見プレイはハードかも。逆にスピーキングさえクリアすればS-CBTの方が集中して受験できるかも。

 

英検S-CBTは難しい?

スピーキングは難しいと感じました。というのも、初めてだったからです。

予め録画された動画内の相手に答えなければいけないため、答えるタイミング、吹き込む声の大きさ、時間の感覚が対人相手よりわかりづらいです。

ただ、対策すれば慣れるので大丈夫かも。

S-CBT専用問題集があります。

 

S-CBTは受かりやすい?

従来型と大差はありません。

ただ、普段PCを使い慣れている方にとっては使い勝手がGood。

自分のタイミングで受験できる上に、ブースで区切られた会場で受験できることが多いので、集中して解答できました。

また、従来型が期間中に1回なのに対して、S-CBTは2回受験できるので試行回数だけでも確率UPします。

 

英検S-CBT受験まとめ

今回、初めてS-CBTで英検を受験しました。

従来型の英検を受けつつ、S-CBTを併用しました。

同一期間内に3回(従来型+S-CBT2回)受けられるので、1度はS-CBTを受験しておきたいと思っていました。

結果、受験してよかったです。

全体の流れや様子がわかり、今後もS-CBT受験を活用できると実感できました。

もし、英検をこれから受けたいと思われている方は、S-CBTの受験日も含めた英検受験スケジュールを作ってみると効率的な受験ができます。

英検S-CBTの重要ポイント!
従来型と併せて年最大9回受験可能、1日で4技能受験、土日開催、日時会場選べる、スピーキングから始まる、ライティングは手書き/タイピング選べる、同一検定期間内に2回受験OK、1か月前後で結果が出る、スピーキングを含めたCSEスコアが出る、従来型と併用おすすめ、一次免除申請すればスピーキングだけ受験可、2時間~かかるので睡眠、食事、トイレは必須、受験票は自分で印刷(白黒/カラーOK、A4、裏表白紙の紙使用、書き込みNG)、Webから申し込みOK、Webで合否確認OK、アップルウォッチなどウェアラブルディバイスNG、消しゴムは無地のみ、従来型より検定料高め…

です。

 

おすすめの英検学習方法

オンライン英会話で継続的にスピーキングとリスニングをしておくことが重要。部活や習い事で忙しい場合も、柔軟にスケジュールが組みやすく両立しやすいです。

中高生向けの英検に特化したサービス。



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テキスト学習も平行で!

初めての方におすすめな本

単語力もUP!

過去問対策!

ライティング強化対策!

リスニング対策強化!

4技能をバランスよくコンスタントに学ぶのがポイントです。隙間時間に単語や語彙を覚えるとGood!

S-CBT体験版も1度チェックしておくと実際の試験の様子がわかります。

 

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