中間管理職の悩み。上司VS部下の板挟みで学んだコツ特集

※この記事には一部プロモーションが含まれます

初めまして。

夫のひでおです。

妻のひさこがお世話になっております。

転勤族歴15年、全国10カ所以上の事業所を転々としてきました。

いわゆる中間管理職です。

ここでは、ごく普通の中間管理職が、数々の修羅場をくぐりぬけて、なんとか今日まで生きながらえてきた経緯について。

お粗末ながら語ってみたいと思います。

全国の中間管理職の同志や、彼らを支えるパートナーの方に共感していただけると勇気づけられます^^

では、さっそくいきまーす!

※かなり主観が入っているかもしれません。ご了承ください。

 

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中間管理職の悩み

あえて偉そうに言わせてもらいます!

中間管理職ならではの苦労ってやっぱりあるんすよ~。ふービールうめぇ!!雰囲気ね^^呑んでないからね。

 

上司からは圧力かけられっぱなし。やれ売り上げがとか。やれ標準化がとか。やれ次回のプレゼン資料はとかね。

 

部下からは相談という名のクレーム受けっぱなし。あの人が仕事やってないとか。あの人ばかり評価されているとか。あの人が感じ悪いとか。あの人より休みが少ない、多いなどなど。

 

言い出したらきりがない。

 

でも、これだけは言わせてください。

 

中間管理職は万能じゃないんです。

 

普通のおっさんです。

 

中間管理職の役割

とはいえ、部下と上司。

両方の話を聞くのが中間管理職。

両者の狭間に立つが故の「板挟み」です。

クッション材とか、緩衝材とか。

社内では良いように言われますけどね。

 

上司と部下。部下と部下。パートとパート。どちらの言い分を優先すべきか?

 

ケースバイケースで。

 

臨機応変に。

 

何かしら対処してきました。

 

たまに僕まで巻き込まれたりして^^

 

ちょっとでも対応を誤ると余計にややこしくなるので。

 

しっかり対処しないと大変ですよ。

 

トラブル編

事実、中間管理職を10年もやってると色んなトラブルがありまして。

その一部を公開してみたいと思います。

こちら側の視点で書いているので不快な気分にさせたら申し訳ない^^

 

部下とのトラブル

とくに50代~60代のベテラン女性って意外なところに沸点があったりしませんか。実際、何度も痛い目に遭いました。

僕の立ち回り方が悪かったせいで「まさかこんなことになるとは!」と、想定外な結果に陥ってしまったエピソードをどうぞ。

 

エピソード1「派閥に要注意!」

ある日、パートのAさん(50代女性)から人間関係の相談をされました。Aさんが言うには、「Bさんが仕事をまじめにやってくれない。私ばかりがきつい思いをしている。何とか指導してもらえませんか?」

 

ふむふむ。

今思えばありがちな話です。

 

でも、当時中間管理職ほやほやの僕には、「何とかせねば!」と責任感の塊みたいなものがありました。Aさんに「それは大変ですね。ちょっと僕が対処しましょう。」と同調してしまったわけで。

 

あくる日、指摘されたBさんがやってきて、「課長!Aさんばかりひいきして酷いじゃないですか!」と。

 

部内でも、僕がAさんばかり話を聞いて肩を持つとささやかれるようにまでなる始末。付き合ってる噂まで。オイオイ(;^_^A ひと回り違うぜ。

 

こうなると、なかなか厄介で。女性の派閥ほど怖いものはない。今は重々承知しております。(勝手な意見をお許しください^^)

 

学んだ教訓

女性は3人以上集まれば派閥ができる(あくまで持論です^^)派閥に挟まれたと思ったらどちらの味方もしない。仮にどっちかに傾いてしまったら、サブ的な人を通して意見を伝えてもらう。管理職がいきなりしゃしゃり出ると、それだけで大きな問題として扱われるからね。

 

この教訓通りに振る舞うようになってからは、不必要に派閥に挟まれる事態はなくなりました。どうしても収集突かないときは入っていきますけどね^^最初から渦中に身を投じるのはキケンです。まずは、誰かを介して解決するようにしています。

 

エピソード2「相談されたときは要注意!」

パートのCさんから「仕事がうまくできません。どうしたらいいでしょうか。」と相談を受けました。

Cさんの仕事ぶりは僕も気になっていたので、本人から相談してくれたことにどこかでホッとしてしまいまして。

ついつい「ここが問題かな」「ここを良くしたらいい」とオブラートに包まずダイレクトに伝えてしまったんです。

気が付くとCさんは半泣き状態。

まるで僕がCさんを責め立てたかのような構図が出来上がってしまい。

もうこうなると、Cさんが属している派閥の全員から総攻撃を受けるわけで。

太刀打ちできずあたふたするしかありませんでした。

誤解をとくために、Cさんの気持ちを何度も確認し、フォローし、申し訳なかったと謝罪。ようやく終息に向かいました。

 

学んだ教訓

何か言われてもすぐに答えない。たとえ答えがあったとしても、相手が希望する答えじゃなければ黙っておくことも大事。言うとかえってトラブルに発展するので。

 

この教訓通りにしてから、敵意を向けられることがなくなりました。どうしても言うべきことは、相手の話をじっくり聞いたうえで、言葉の端々に気を使いながらこちらの考えをやんわりと伝えるようにしています。とくに女性が相談してきたときは、解決策ではなく、話を聞いて欲しいことが大半です。まずは受け止めてから!と肝に銘じています^^ 逆に男性は答えを求めてくるので、なるべく早めに決断するようにしています。

 

上司とのトラブル

部下よりも厄介なのが上司の存在です。下手すりゃ人事にも影響しますからね。僕の場合、上司とケンカしたことはありませんが、「この人やりにくいな~」はしょっちゅうあります。では、実際のエピソードと学んだ教訓をご覧ください。

 

エピソード「我慢し過ぎは要注意!」

僕は転勤族です。転勤族は基本辞令を断れません。なので、もう何年も頻繁に転勤していました。

妻から「頻度が多すぎない?みんなこんなに早いの?」と言われていたけど、上司に逆らうなんて僕にはあり得なかった。

ズバリ!家庭でも僕は中間管理職なんですよ。

会社と妻の板挟み(;^_^A ひさこに怒られる。

直後に、運悪く人事異動の内辞が出てしまいました。

直属の上司に「今回の異動、ちょっと急すぎませんか?」と思わず言ってしまいました。前回から1年も経ってないし、その前も1年、その前も・・。いくら何でも早すぎる。妻も子も参っている。家庭が壊れそうだ!と切実な思いをぶちまけてしまいまして。自分でもビックリでした。

ところが上司はノーリアクション。このままでは異動になるため、何度も何度もプッシュしました。すると、僕の話を又聞きした別の上司が人事にかけあってくれて、その異動はなくなりました。

「え、そんなことできるの?」って内心思ったけどね。結果的に「家族内の問題あり」と人事が配慮してくれたみたいです。

部下からの訴えをスルーする上司いますよね。僕の上司がそうだったのでいつも僕のところで問題をつぶすしかありませんでした。今回もあやうくスルーされそうになったって話です。

 

学んだ教訓

普段はある程度黙々と従うべき。そして着々と評価と実績を重ねるべし。ただし、ここぞというときは意見を言った方がいい。我慢し過ぎはどこかで損したり、他とのバランスを崩してしまうので。

教訓通りにしてきたせいか、敵を作ることもなく、家族と揉めることもなく、何とかやってこれています。確かに反抗的な態度はよくありません。でも、意見や考えを言えずに、ただ黙っているのもどうかと思います。自分だけならまだしも、誰かを一緒に巻き込んでることもありますからね。部下からの期待、家族の期待だってあります。そういう意味で、中間管理職はみんなの代弁者かもしれません。

 

僕なりに失敗から学んできました。

それでも、うまくいかないときもあります。

でも、基本はあんまり自分を出し過ぎないこと。

相手の意見に同調すること。

そして、自分ができる範囲で淡々とこなすこと。

何となくこれでうまくやってこれた気がしています。

 

コツ編

続いては、僕が普段やってるコツみたいなものを公開します。

もし役に立ちそうなものがあれば嬉しいな。

 

コツ1:「さすがですね~!」を挨拶代わりにする。

■相手

社内のお局様。ベテラン。シニアのパートさん。

■具体例

その日初対面の部下に理由もなく「さすがですね!」と言うと、「もう~っ!」と言いながら嬉しそうな顔をする。

■説明

もう、この人何言っての~?と思いつつ、人は褒められて嫌な気にはならないもの。ただし、普段からコミュニケーションをとってる相手じゃないと、ただの変なおじさんだと思われるから要注意。

 

コツ2:すぐにやれそうな小さな要望にこそ即対応する。

■相手

部下。女性のパートさん

■具体例

例えば、備品の補充、ボールペンをキャップ式からノック式にして欲しいなど。

ホント小さいことですよ^^

■説明

このような小さなリクエストはあえて駿足でやる。

普通に考えれば「そんな小さなリクエストなんて後回ししよう!」と思うかもしれない。

けど、そこが盲点なんですよ。

逆に、そんなささいなリクエストに応じなければ「うちの管理職はそんな小さなお願いにも応じてくれない。」となるからね。

僕への信頼は奈落の底レベルになる。

だから小さいリクエストこそ全力で全速でやる。

これが僕のモットーです。

1つひとつは小さいけど、それこそ塵も積もれば山となるから!

 

コツ3:室温を2~3度下げる

■相手

部下。とくに年配の女性。

■具体例

男性は室温に無頓着。汗をかいてもテンションは変わらない。

けど、女性は室温に敏感な方が多い。とくに年配の女性は暑がりさんが多い気がする。

■説明

人数が多いときは、室内温度に気を遣うようにしている。寒い暑いが原因で揉めることが意外と多いので。とくに年配の女性は暑いとイライラすることもあるため、室内温度を下げて心も体もクールダウンするようにしている。(あくまでも持論です^^)

 

まとめ

結論!中間管理職は「ニュートラル」が鉄則です。

中間管理職だけにね^^

出過ぎもよくないし、出なさすぎも良くない。

そのバランスが絶妙でなければやっていけない立場だと思う。

転勤先でいろんな上司や部下と関わってきたので、平均より苦労や失敗も多いと思う。

何となくこうすればうまくやれそう。

そんな手ごたえを少しだけつかめてきたところです。

中間管理職の皆さん!

ムリせず。

我慢し過ぎないで。

適度に力を抜いて。

共に頑張っていきましょう^^

家庭内でもね(;^_^A

 

追記:中間管理職のあなたへ

僕の元同僚が先日退職しました。

元々、僕と同じ中間管理職でした。

彼は悩みや弱音を一切吐かない優秀な男でした。

でも、ある日うつ病だとわかり退職を余儀なくされました。

そうなる前に彼の悩みに気付いて聞いていれば、今も一緒に働けていたと後悔ばかりです。

もしあなたが今、誰にも言えずに踏ん張ってるんだとしたら。

信頼できる家族や仲間に打ち明けて欲しいです。

もうだめだと思えば他にいくらでも方法はあるから。

退職もあり。

休職もあり。

新しい環境に転職もあるからね。

選択肢が沢山あることだけは知って欲しいです。

 

追記:待遇改善や環境を変えるなら転職も選択肢の1つ。どんな仕事があるかチェック!

◆大手のリクナビNEXT

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