こんにちは!
転妻母ひさこです。
今回は、不登校のお子さんの勉強方法。

やり直しできる?

勉強できないと遅れが気になる…

受験や進学できる?
実は、ひさこのような転勤族のお子さんの中にも、不登校で悩まれていて、とくに勉強が手につかず困っている方がいます。
そこで、不登校中のお子さんが、いつから、どこから、何時間、どうやって勉強をして、その先に進んだか?お聞きした情報を元にお話しします。(繊細な内容ですがお役に立てたらと了承を得て公開させていただいております)
※不登校のお子さんの一部を例にお話しします。お子さんによって状況が異なることもありますので、参考程度にご覧いただけると幸いです。
不登校中なぜ勉強しない?
「燃料切れ」だからです。
車はガソリンがないと動かないように、お子さんも勉強したいのにできない状態です。
実際、不登校になった直後から数カ月(お子さんによっては1年、2年)は無気力だったりパワー不足になっています。(心に負った傷の状態によって変わります)
やる気を出せないのに本人が無理やり勉強をしようとしても、集中できず疲れたり、イライラしたり、身につかなかったりとうまくいかず、体調が逆戻って悪循環に陥ることもあります。
それ以前に、鉛筆や教科書、プリントを見るだけで学校を思い出して辛くなることも不登校のお子さんにはあることを念頭に置いておく必要があります。
とはいえ、数カ月間、いやそれ以上勉強しないでいるのは、周りで見守る家族の方々も心配でなりません。
復学しても勉強についていけないのでは…
全く勉強しないからわからないのでは…
高校受験や大学受験に間に合うだろうか…
お母さんたちの心は不安と焦りで張り裂けそうですよね。
でも気を付けたいのは、ここで無理矢理勉強をさせたり、頑張らせたりしないこと。
とくに本人も焦っていて勉強しないと!というタイプのお子さんは、追い打ちをかけると状態が悪くなることが多いです。(親子の信頼関係が崩れる場合も)

娘が後で教えてくれたのですが、不登校の時しないといけないことをできないでいる自分を責め続けていたと。少なくとも私に今の自分を受け止めて欲しかったようです。(中学生の時娘が不登校経験あり)

息子は温厚なタイプですがイライラがすごかった。今思うと思春期や反抗期と重なってたから。部屋に閉じこもったり色々な葛藤を抱いて悶々としていたみたいで。一人でいる時間は大人が思う以上に大事だったようです。(小学校6年の父親)
休養が必要
私たち大人も仕事や様々な人間関係で理不尽なことが続くと、ある日プツッと糸が切れそうになることありますよね。
大人の場合、糸が切れる前に周りに相談したり、意思表示したり、環境を変えたり、手を抜いたり、選択肢があることを経験上知っています。(それでも切れるときはあります)
でもお子さん、とくに真面目で頑張り屋さんの場合、周りの期待に敏感で、心と体が悲鳴をあげていても気づかずに頑張り続けてしまい、心や体を壊しがちなんです。(それが不登校という結果になっています)
なので周囲の家族や大人は、お子さんの表情や声の大きさ、トーン、字の大きさ(薄く小さくなる)体調など、客観的に見て今は難しそうだと思えば、一旦勉強を忘れてゆっくりと見守り、お子さんが「私はここにいるだけで大丈夫」と思える場所を作ることが先決。
実際、学校以外の場所(家庭など)で、安心して休養できる居場所があるか?によってお子さんの回復の具合が変わってくるので、正論で諭すよりも、辛さに寄り添う期間が必要です。

じゃあ、いつから、勉強に取り掛かればいいの?

休んでばかりでは、子どもの進路や将来が心配で。。。
いつから勉強する?
目安:半年~1年(お子さんの状態によります)
転妻さんのお子さんたちの様子を見ると、不登校直後は焦燥感や罪悪感が強く、勉強どころか、何も手につかない状態です。(数カ月~1年以上)
でも、周りが理解を示し学校に行かなくてもいい休んでもいい環境が整えば、少しずつ家にいる自分を受け入れられるようになり、自分らしさを取り戻し興味のあることや好きな事ならとりくめるようになります。(一歩一歩、少しずつです)

ゲームばかりしているのも回復過程の途中です。そのうち自分からゲームの時間を短くして昼夜逆転を治し始めました。(中学生娘の母)
それでも、「やらないといけないこと」をやれるパワーは戻っていません。
好きな事って好きという気持ちだけでやれたりしますからね。
もう少し見守って、お子さんから発言(将来の事とか、学校の事、楽しい事以外のこと)し始めたら、やらないといけないことに立ち向かおうとし始めている兆し。
ただし、焦って言っているのか?前向きになっているのか?見極めが大切。
様子を見つつ、お子さんが勉強とか進路とかを頻繁に気にし始めたら、お子さんのペースで始め時です。
不登校中親ができること
サラッと短く声掛けを。でも、何度もしつこくはNG!
この声かけ次第でお子さんの状態を左右するぐらい重要です。
お子さんの一歩一歩の頑張りを認め、背中を押してあげるようにするとGood!
- いつもより早く寝るようになった
- いつもより早く起きるようになった
- カラダを動かすようになった
- 好きなことを楽しめるようになった
- 笑顔が増えた
- お手伝いするようになった
- 色々と話をしてくれるようになった
- 1日元気に過ごせた
など、日々の変化に気付いて言葉で「ありがとう」「嬉しい」と伝えるとGood!
NGなのは感情的に叱ったりお子さんの言葉を最後まで聞かず、親としての意見を押し付けたりすること。(子どもを思うあまり、ついお父さん、お母さんがやってしまうのは皆さん経験されています)
せっかく興味のあることを積み重ねてたまってきたパワーを再び失う危険もあるからです。
もし声掛けがうまくいかず再びパワーを失ってしまったら、ある程度たまるまで親はじっと見守ることが重要。
ただ、難しいのはその距離感。
放置はNG。お子さんは動くきっかけをつかめません。
お子さんがやらないといけないことに目が向き始めたら、「学校以外にとりかかりやすい勉強法があること」をサラッと伝えることからスタート。
その際に「やらないと大変なことになる」はNG!(不安が増します)
やるかどうか、そのタイミングも、お子さん自身に選ぶ自由があることを添えて、「やるとこういう道がある」と少し先の話をするとGood。
あくまでも、やらせるのではなく、情報を知らせるだけで大丈夫です^^
※お子さんが期待を察知してできないと余計に落ち込むからです。
不登校中の勉強法の特徴
できるだけ、シンプルに、時間をかけすぎず、柔軟性があって、自分のペースでできる勉強法が向いています。
というのも、先ほども言ったように不登校中はパワー切れです。
教科書を読んだり学校からもらったプリントを自分で解いたり、ノートにまとめたり、何度も書き留めて暗記したりといった、パワーのいる勉強は正直しんどい。
とくに、自己肯定感が非常に低くなって「僕なんか」「私なんか」と自信をなくしているお子さんにとって、暗記したり、ノートにまとめたりといった勉強法は、かなりハードルが高く、できたかできなかったかもわかりづらいため、達成感も感じ辛い。

学校からもらった課題を子供に渡したら余計に自信を無くしてしまいました。教えてもらう環境がないのにみんなと同じように課題を出すのは確かにしんどいですよね。(保護者)
なので、少しのパワーで自分でやれて、できた!わかった!がわかりやすい勉強法であれば、お子さんは前向きな気持ちになっていきます。
不登校中のお子さんが実践している勉強法
転勤族の中にも不登校のお子さんはいます。実際にどのような勉強法で高校や大学に進学したのか?結果を一例として述べます。
中でも支持の多かった3つを紹介します。
一人で学習したいお子さん向け
不登校中の心理状態には段階があり、まだ人に教えてもらうのが不安だったり、自分で進めたいお子さんが取り組んでいるタブレット教材を利用した勉強法です。
すららの特徴
- 無学年(勉強のわからないところに戻ってやり直しOK)
- 1コマ10分~15分と短く負担が少ない
- つまずき診断機能で自動的に復習箇所を算出
- 理解度に応じて問題の難易度を自動で調整
- アニメーションが豊富(視覚から知識を得やすい)
- 不登校のお子さんに理解のある担当の先生がいる(サポートがついている)
- 読み書きが苦手な発達障害のお子さんが理解しやすいカリキュラム構成
すららの料金
上記料金内に以下のサービスが含まれます。
- ドリル
- まとめプリント
- すららコーチのサポート
- 保護者用学習管理ツール
- 学力診断テスト小4~
- すらら漢字コンテンツ小1~
- すらら英単語中1~
- 定期テスト対策中1~
- 英検・数検コース中1~
などなど。
※毎月コースは当月中に申し出れば解約可能。4カ月継続コースは途中休会NG。退会は可能ですが契約解除料が発生するので注意。また、5カ月目以降自動継続。
※高校コースの理・社は中学1年~3年が範囲。

月1万ほどで5教科まかなえて、テスト対策や英検対策までしてもらえるのでお財布にも優しい。
すらら資料請求/入会ページ
下記より資料請求/無料体験/入会できます。
1度試してみてお子さんと合えば継続されています。勉強は教材との相性が大切なので^^また、初月は日割り計算なので始めやすいのも親切。

苦手な教科を何とかしたい・・とすららを利用したのですが、数学は得意とわかり、先取りするようになりました。子どもの得意なものを伸ばせたのは想定外の発見でした。(現在高校生息子の母)

不登校中は体調の変動もあり勉強が難しかった。けど、だんだん元気を取り戻せたとき、自分なりに勉強しておいてよかった。やってた事実がやらないより自信になったし、次に進みやすかったので。(現在大学生)

自分も勉強法を見つけられてよかったけど、お母さんがすららをする僕を見て安心した様子を見れたので、それが大きかった。(現在高校生)
個別に指導して欲しいお子さん向け
マンツーなら大丈夫というお子さん、対人指導を希望されるお子さん向け。大学生のお兄さん、お姉さんからオンラインで家庭教師をしてもらいながら学習を進められます。
- お子さんに合った(趣味、進路)先生とマッチング
- オンライン自習室あり。
- 講習、模試、受験講座あり。
- 勉強のやり方から教えてもらえる。
- 不登校専門コースあり。
- オプションでスクールサポート(オンライン教室、担当月1面談、専用教材あり)
- オプションでプログラミングあり。
e-Liveの料金
◇不登校専門コース(1コマ30分)
※スクールサポート(出席扱いの実績あり。別途8,800円で受講可能)
◇通常コース(1コマ30分)不登校のお子さんも受講可能
金額に開きがあるのは、家庭教師の先生の出身大学ランクによって異なるからです。S、A、B、Cと4ランク帯の中から選ぶ仕組み。(Sは東大クラス)
e-Live資料請求/体験申込ページ
下記より資料請求、体験も申込、入会できます。
大学ランクによって料金が異なる反面、お子さんの趣味とマッチした家庭教師に出会える場として支持を集めている勉強法。

何から始めればいいのかわからなかったので、勉強のやり方から教えてもらいました。次第にペースをつかむと同時に力をつけ、上位の大学を目指すことになったので、レベルを選べる仕組みがあって助かりました。

勉強目的で利用しましたが、親がどんなに言っても動かなかった子供の心を動かして原動力になる講師の方に出会えたことが大きかった。身内以外の大人に出会うのがカギだと知りました。
勉強が得意で好きなお子さん向け
東進のオンラインを利用しています。小学部、中学部とあり、授業内容の質の高さと知名度から安心して利用できます。
不登校中の勉強法と進路
不登校中のお子さんは、何らかのストレスのある場所で、頑張って頑張って頑張った結果、パワー切れの状態です。
それだけでなく自信を失い「自分なんか」と自己肯定感も低くなっています。
回復して復活する鍵は「自信を取り戻すこと」
そのためには、自分のペースで、シンプルに、見てわかりやすく、達成感のある勉強法は相性がとてもよくおすすめです。
少しのできた!が少しの自信へとつながり、お子さんの一歩となり、お子さんが一人で進み始めるときがきます。
今回紹介した「すらら」や「【e-Live】
」などは、不登校中のお子さんの勉強を始めるきっかけになっており、その先はお子さんそれぞれの道へと進まれています。
実際、すららや講師の方との出会いをきっかけに沢山のお子さんが、高校、大学へ進学しています。
東進の小学部、中学部の資料請求、体験申込みページ
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